ネットワークカメラ(IPカメラ)とMedia-Gatherのストリーミング配信を組み合わせたモニタリングソリューションです。

- ネットワークカメラ単体では実現できない多数の視聴者への同時配信ができます。
- Media-Gather のストリーミング配信とクラウド録画に対応しています。
- 対応しているネットワークカメラは監視カメラメーカーの製品で、耐久性・信頼性に優れています。
ラインナップ
1.ウェアラブル対応モバイルカメラ


LiveCam本体 | M1065-LW-MG「Media-Gather接続アプリ導入・設定済」 |
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付属品 | AC電源アダプター、取付金具、マニュアル |
主な仕様 | 消費電力5W バッテリー駆動 約8時間、重さ約300g 非防水 |
ビデオクラウドサービス(Media-Gather)利用料 | Media-Gather Professional(最低利用1ヶ月~最大12ヶ月)詳細 |
※バッテリー駆動により、ヘルメット装着や三脚への仮設など、可搬型のカメラユニットです。
※アクセサリー:ヘルメット取付具、ウエストポーチ、外部バッテリー電源(ケーブル含む)、フラッシュメモリなど
2.屋外型対応ネットワークカメラ

LiveCam本体 | Q1765-LE-MG「Media-Gather接続アプリ導入・設定済」 |
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付属品 | フロントキット、取付けプレート、サンシールドB、マニュアル |
主な仕様 | 最大13W 動作温度-40~50℃ 防水IP66 |
ビデオクラウドサービス(Media-Gather)利用料 | Media-Gather Professional(最低利用1ヶ月~最大12ヶ月)詳細 |
※屋外環境で動作する固定式のカメラユニットです。
※アクセサリー:ミッドスパン(PoE電源)、ポール取付金具など
3.360°パノラマ対応ネットワークカメラ

LiveCam本体 | M3037-PVE-MG「Media-Gather接続アプリ導入・設定済」 |
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付属品 | 穴あけ用テンプレート、Resitorx L型レンチ、ターミナルブロックコネクター、マニュアル |
主な仕様 | 最大4.5W 動作温度-30~55℃ 防水IP66 |
ビデオクラウドサービス(Media-Gather)利用料 | Media-Gather Professional 従量制プラン(最低利用1ヶ月~最大12ヶ月)詳細 |
※屋外環境にておいて、360°パノラマ映像をライブ配信できるカメラユニットです。4分割モニタリングも対応。360°パノラマライブ配信については、こちらへ
※アクセサリー:ミッドスパン(PoE電源)、ポール取付金具など
4.360°旋廻対応ネットワークカメラ

LiveCam本体 | P5635-E MkII-MG「Media-Gather接続アプリ導入・設定済」 |
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付属品 | RJ45プッシュプルコネクタ (IP66)、天吊り用取付けキット、スプリングパイプアダプター、U型導管アダプター、マニュアル |
主な仕様 | 最大37W 動作温度-30~55℃ 防水IP66 |
ビデオクラウドサービス(Media-Gather)利用料 | Media-Gather Professional(最低利用1ヶ月~最大12ヶ月)詳細 |
※カメラを360°旋回、ズームができる屋外対応のカメラユニットです。
※アクセサリー:ミッドスパン(PoE電源)、取付⾦具、埋込み式マウント⾦具など
5.緊急車両対応ネットワークカメラ

LiveCam本体 | F41-MG「Media-Gather接続アプリ導入・設定済」 |
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付属品 | 広角カメラ(180度)センサー、ミッドスパン(PoE電源)、バウンダリングマイク、LTE通信ユニット、カメラ固定金具、マニュアル |
主な仕様 | 最大7.7W 動作温度-30~60℃ カメラセンサー部防水IP66 車両搭載可 |
ビデオクラウドサービス(Media-Gather)利用料 | Media-Gather Professional(最低利用1ヶ月~最大12ヶ月)詳細 |
※火点直近のタンク車両や指令車など、緊急車両のルーフへ装着できる固定式の180度広角のカメラユニットです。火災現場の様子を広範囲に撮影、消防本部や消防士のスマートフォンへライブ配信できます。
6.Webセミナー、議会配信対応ネットワークカメラ

LiveCam本体 | V5915-MG「Media-Gather接続アプリ導入・設定済」 |
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付属品 | カメラ取り付け金具、電源、マニュアル |
主な仕様 | 最大21W 動作温度0~40℃ DC 12V電源 |
ビデオクラウドサービス(Media-Gather)利用料 | Media-Gather Professional(最低利用1ヶ月~最大12ヶ月)詳細 |
※音声入力XLRバランスモノラル(左/右)、マイクロフォンファントム電源48 V、バランス外部マイクロフォン(モノラル)、バランスラインレベル(モノラル)対応
機能(共通)
1.カメラ本体の電源ケーブルを接続するだけでライブ配信
電源ケーブルまたはネットワークケーブル(PoE給電)の接続から約40程度でシステムが起動してから自動的でライブ配信を開始します。LiveCamへリモートログインしてスケジュール設定(曜日、時間帯など)することも可能です。

ライブ配信については、事前にMedia-Gatherプラットフォーム上でライブ登録した情報を本体のライブ配信先として、登録しておく必要があります。 また、Media-Gather上でライブ録画を有効にすることで、クラウド上でリアルタイル録画が可能です。ライブ終了後に録画ファイルをダウンロードしたり、クラウド上でカット編集したものをVOD配信できます。
2.遠隔からのカメラ制御・設定変更が可能
LiveCamと同じネットワークに接続したPC、スマートフォンからカメラ本体にリモートアクセスでき、ライブ配信の制御に加え、ホワイトバランスや暗視モードの切替、マイク音量などの各種設定が行えます。 また、フルハイビジョン映像を手元でリアルタイムに確認したり、写真を撮ることができます。AndroidスマートフォンからBonjourアプリを利用して、ブラウザからカメラ制御が可能です。iOSの場合は、モニタリングのみとなります。

3.大勢の方へカメラ映像、音声を低遅延でライブ配信(マルチデバイス対応)
カメラの映像、音声は、Media-Gatherサービスを通して、大勢の方に公開することができます。視聴者の同時接続数に応じて、ご契約プランを選択できます。一般公開やIP制限、IDパスワード認証により関係者に公開することも可能です。(事前にID,パスワードの周知が必要です) ライブ映像、音声の遅延については、Mg動画プレーヤーアプリ(PC又はAndroid版)の場合、概ね2秒以内、Flashプレーヤー(ブラウザ)の場合、概ね5秒以内を、HTML5プレーヤーの場合、概ね10秒以内を実現しています。(一般的にHTML5の場合は、40秒程度とされています。)


4.24時間365日のライブエンコードに対応
PoE給電など、カメラ用電源が確保でき、光インターネット回線(固定IP不要)の環境が整えば、24時間365日のライブ配信を行うことが可能です。屋外でウェアラブル対応のカメラからモバイル通信にて、ライブ配信する場合は、工場出荷時において、映像1Mbbps(1,280 x 720ピクセル/24fps) 音声32kbps(mono )としており、7GB/月のパケットプランで、約15時間分のライブ配信が可能です。
※毎日長時間連続でライブ配信する場合は、パケット制限が無い回線プランをご契約ください。
5.豊富なアクセサリーに対応
ヘルメット、肩、胸元、三脚、車両および天井などの取付金具を多数用意していますので、色々な設置環境でのライブ配信をサポートします。

用途
- 建設現場/防犯/警備、防災/救急など、現場の様子を本部や関係者にリアルタイムにライブ配信、公開(共有)することができます。
- ウェアブル対応のモバイルカメラ以外に、屋外設置やパノラマカメラなどにも対応しており、建設現場における工事の進捗状況を関係者でモニタリング(共有)できます。
- 緊急車両や列車内からのライブ配信やWebセミナー、議会中継などの高音質に対応したライブ配信に利用できます。
- 生産・製造現場での作業管理。作業員の技術力のばらつきをモニタリングでき、録画した映像などで、問題点を分析できます。
- 熟練技術者の作業を同じ目線でモニタリング、録画できますので、技術継承の動画として社員教育に活用することができます。
ウェアラブル対応モバイルカメラの導入事例
LiveCam M1065-LW-MGの場合、下図のように作業用ヘルメットへ装着でき、モバイルルーター経由で、現場の状況を複数の関係者へライブ配信・共有することができます。モバイルルーターは、一般的な回線契約(固定IPアドレス不要)で対応できます。採用事例として、建設工事現場、空調設備工事にて、導入実績があります。

例えば、建設業界において、人手不足や技術者の高齢化の問題により、工事現場へ経験豊富な上級技術者を責任者として派遣することが難しくなってきており、経験浅い若手社員を現場責任者として派遣するケースが増えてきている状況です。このような中、現場への作業支援の中である課題が起きていました。
- 現場からスマートフォンのビデオ通話機能により、工事の内容や状況について撮影しながら、本部で待機している上級者へ連絡、指示を仰いでいましたが、作業しながらビデオ通話ができなく、両手が使えないことによる作業安全上の問題がありました。
- 一方、上級技術者への連絡に加え、現場事務所の関係者へ現場の状況を伝えたい課題があり、同じ問題がおきていました。
このような中、複数の工事関係者で現場映像をモニタリングすることができれば、若手の現場責任者へ色々な視点からアドバイスができることで迅速な判断につながり、生産性が向上するのではないかということで、ウェアラブル対応のLiveCamをご採用頂きました。 本部に連絡した際に現場の状況を上級者が現場責任者と同じ目線でモニタリングできますので、直ぐに状況を把握でき、タイムリーに指示を出すことができるようになります。会話は、携帯電話のブルートゥース ヘッドセットを利用することで、両手が使え安全上の問題もクリアできます。 また、ライブ映像は、現場事務所など、工事関係者にタイムリーにライブ配信し、情報共有ができますので、効率的な作業支援につながります。
LiveCam M1065-LW-MGの特長
- LiveCamをヘッドマウントすれば、ハンズフリーで作業者目線の状況(映像、音声)をリアルタイムに映像伝送することができます。水平方向110度の広角レンズですので、広範囲に作業を撮影することができます。また、赤外線照射により、暗闇でも見通すことができますので、夜間や室内など、暗い所でも現場の様子をモニタリングすることが可能です。(デイ/ナイトモードは自動切替に対応)
- 市販のネットワークカメラを使い、機器の小型化、軽量化を実現しています。カメラ用バッテリーは、ウエストポーチに収納しても重さ 340g程度であり、作業で携帯する場合の負担もありません。
- 電源ケーブルを接続するだけで、ライブ配信を自動で開始します。バッテリー駆動では、連続約12時間ライブ配信できますので、終日作業しても安定して映像、音声をライブ配信することができます。
- 現場のLTE回線が不安定になり、ライブ配信が停止した場合でも、回線状態が復帰すれば、自動でライブ配信を再開する機能をプログラム化しています。
- ビデオクラウドサービスを使ってライブ配信しますので、お客さま側で別途動画配信サーバーや回線などを用意するは必要はありません。インターネットに配信していても、第三者に閲覧されることはありませんので、安心です。
- カメラ側のWiFiルーターで電波が届くエリア内であれば、監督者がPC,スマートフォンを利用して、IPカメラに直接リモートでアクセスし、作業員目線の映像のモニタリングや作業状況の写真撮影、ビデオ録画が可能です。 ビデオ録画の場合は、LiveCam本体にmicroSDカードを挿入する必要があります。
イメージ動画
- LiveCam利用イメージ[M1065-LW-MGをヘルメットに装着した場合]
提案資料
価格
LiveCam(インターネットライブカメラ)販売価格(納期)または、映像配信サーバー含めてご利用の場合は、「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。